食事 & 運動
MEAL & SPORT

おいで薬局の漢方相談では、
薬だけに限らず、食事や運動についての
アドバイスにも力を入れています。

中国では昔から“治三分、養生七分”
という言葉があり、
本当に病気が治るかどうかは、
薬などの治療だけではなく、
養生(≒生活習慣)が何よりも大切です。

薬で一時的に改善がみられても、
生活が変わらなければ元の木阿弥です。

お一人お一人の症状や体質に合った食事や運動をご紹介しますので
是非ご相談下さい。

食事

「医食同源」や「薬食同源」
と言うように、食べ物は薬でもあり、
食べる事が医療そのものです。

せっかく漢方薬などで症状が改善しても、
食べるものが変わらなければ、
本当の意味で治ったことにはなりません。

また、食生活を改善するだけで、
薬が必要でない方も
数多くいらっしゃいます。

栄養学の視点からだけではなく、
中医学の視点で食べ物や、食事の仕方を考えると改善点がたくさんでてきますので、
まずは食事を見直しましょう。

食事の基本5カ条

  • ● 腹八分:現代の病気のほとんどは食べ過ぎが原因です。
  • ● 冷たい物は控える:胃腸の働きが落ちてしまいます。温かいものを飲食する習慣をつけましょう。
  • ● よく噛む:早食いは百害あって一利なし。せめて最初の一口目だけでも意識しましょう。
  • ● 食事に集中:スマホや読書などの、~ながら食べを控えて、食事に専念しましょう。
  • ● 食事を楽しむ:あれこれ考えすぎて食事がつまらなくなっては逆効果。実はこれが一番大切です。

運動

近年はロコモティブシンドロームや
サルコペニアと言う言葉を耳にする機会が増えていると思いますが、
体を動かし、筋肉をつけることは、
薬を飲みことよりも何倍も大切です。

寿命が長くなったものの、健康寿命が短く、寝たきり状態の期間が長ければ、老後を楽しむどころではありません。

また、糖尿病や高血圧などの内科疾患、腰痛や膝・肩関節痛などの整形疾患の多くが、
運動不足や体重過多によるものです。

人の体は動かさないと衰えます。
ですが、動かせばいくつになっても
筋肉がつきます。

薬がお一人お一人違うように、
運動の強度も人により適した内容が違いますので、
必要な筋肉や無理のないトレーニング法をご紹介いたします。

少しずつ体を動かす習慣をつけ、
楽しく動き回れる体を
目指しましょう。

運動のメリット

  • ● 認知症の予防:運動の効果は筋肉だけではありません。脳の働きにも効果的です。
  • ● ストレス解消:定期的な運動でストレスを発散し、メンタルのケアをしましょう。
  • ● 骨粗鬆症の予防・改善:運動は骨にも刺激を与えます。
  • ● 医療費削減:あれこれ薬にお金をかけるなら、まずは運動を。
  • ● ダイエット:外見も大切です。運動で健康的な体をつくりましょう。