頭痛のタイプと薬①〜西洋薬〜

日頃から頭痛に悩まされている方が、本当に多いですね。

頭痛とひとくちで言っても、痛みの症状や対処法はたくさんあります。

たかが頭痛と放って置かず、自分の頭痛のタイプに合わせて、しっかりを対策をしましょう!

 

頭痛のタイプ〜西洋医学〜


頭痛には慢性的に起こるものや、危険を伴う緊急を要する頭痛まで様々ありますが、ここでは慢性的に起こる頭痛をチェックしてみましょう。

✅緊張型頭痛

店頭でご相談を受ける頭痛では、このタイプが一番多く、痛み止めを常用してしまっている方も見受けられます。名前の通り、デスクワークなどによる筋肉の緊張や、人間関係などによるストレスによる緊張で頭痛になります。お風呂で楽になるのはこのタイプ。

症状:ヘルメットをかぶったような頭全体の痛み、頭が重い、締めつけられるような痛み、首や肩のコリ目の疲れなど

対処法:筋肉の緊張やストレスによる緊張で症状が頭痛が起きるため、一番はストレッチやマッサージ、運動などで筋肉をほぐすこと。また、精神面の緊張もほぐすため、しっかりと湯船に浸かっての入浴がリラックス効果もありオススメです。

医薬品:どれも対症療法になってしまうので、根本的には、上記の運動や入浴が何よりも大切になります。
鎮痛剤(ロキソプロフェン、アセトアミノフェンなど)
抗不安薬(エチゾラムなど)
筋弛緩薬(エペリゾン、チザニジンなど)


✅片頭痛

緊張型頭痛に次いで多いのが片頭痛ですが、痛みによって日常生活に支障が出ることも多く、頭痛外来などの病院に受診する方の多くは片頭痛です。男性よりも女性に多く、数時間から長いと3日間痛みが続きます。

症状:片側あるいは両方のこめかみから目にかけて、ズキンズキンと脈打つような痛み、動くと悪化、頭痛により吐き気を伴う、光や音が気になる、前兆がある(閃輝暗点:目の前がキラキラして視野がボヤける)など

対処法:人によって頭痛を起こすタイミングが変わるので、どんな時に頭痛が多いか把握するのが何よりも大切です。
ワインやチーズなどの特定の食べ物や、ストレス、騒音、寝不足・寝過ぎなど特定の条件が片頭痛の引き金になるので、頭痛のきっかけを探り、日頃の生活習慣からリスクを減らしましょう。

薬:片頭痛治療剤(イミグラン、マクサルトなど)
※症状が出たらすぐ(1時間以内)に服用すると効果的です。

 

✅群発頭痛

ある一定の期間に集中して頭痛が起こるため「群発」と呼ばれています。数週間から数ヶ月の間にほぼ毎日激しい頭痛が起こります。

症状:「目をえぐられるような」「きりで刺されるような」と表現さえれる程激しい痛み、片側のみ症状が出て、痛みと同じ側の目の充血、涙、鼻水なども伴う

対処法:アルコールや気圧の変化、体内時計の乱れなどが関係していると言われていますが、ハッキリとはしていませんが、頭痛のきっかけとなる可能性のあるものは、できるだけ除外しましょう。

薬:片頭痛と同様の薬や、酸素吸入が行われます。

 

慢性的に起こるのは、上記の3つのタイプになります。

その他の頭痛として、くも膜下出血(バットで殴られたような激しい痛み、嘔吐)、髄膜炎(後頭部からうなじにかけて強張り、体を動かすと悪化する、熱も伴う)、脳出血(吐き気、手足の痺れ、ろれつが回らない)などの危険を伴う頭痛もありますので、普段とちょっと違う、頭痛以外にも症状が激しい場合などは、すぐに受診しましょう!

 

まとめ


頭痛薬を飲む場合は、上記の3タイプにあった薬を選ぶ事が大切です。特に片頭痛や群発頭痛では、一度は病院に受診してみると市販薬とは違った効果を得られる可能性が高いです。

また、どのタイプの頭痛にしても毎日頭痛薬を飲む事で、薬の飲み過ぎによる薬物乱用頭痛を招く事があります。

上記のように緊張型頭痛では、本来は運動やリラックスする事で、症状を予防・改善する事ができるので、薬の使い過ぎにはくれぐれも注意しましょう。尚、漢方薬での対応はこちらをご覧下さい。

 
2019年2月1日 金曜日