自己紹介 〜生出拓郎です〜

漢方相談と鍼灸治療をしております、生出拓郎(おいでたくろう)です。

漢方相談って、誰にするの?
鍼する人って、どんな人?

そんな疑問や不安をお持ちの方も多いと思いますので、自己紹介をさせていただきます。

 

仙台生まれ、仙台育ち

仙台市内で薬局を営む両親の元に生まれました。どの自営業の家でもあるように、小さい頃から「跡取り」「薬剤師」と言う刷り込みがあったため、幼い頃から何となく薬剤師になって継ぐのかな〜とボンヤリ考えておりました。

高校はやや羽目を外したものの、運よく地元の薬学部に入学。描いていたキャンパスライフとはかけ離れた環境に馴染めず1年でリタイヤしそうに…姉のアドバイスと、いまでも続く友人たちのおかげで無事4年間(当時はまだ4年制!)で卒業…

…と思いきや、1年に1度しかチャンスのない国家試験に落ちてしまい、国家試験浪人生に。
落ちた事よりも、よく卒業できたと、周りの人はもちろん、本人でも思う状態だったため、特に落ち込むこともなく東京のコリアンタウン新大久保の予備校で勉強の日々。
この1年は東京&大人(だいぶ年上の浪人生がウヨウヨいた)に揉まれて、良い社会勉強に。

いざ中医学の道へ

無事に薬剤師になり、実家に戻ってくるものの、全く仕事(調剤業務)が面白く感じない…
そんな時に、本場中国の中医師の先生に『イスクラ中医薬研修塾』を勧めらることに。
漢方の”か”の字も知らず、さほど興味もなかったものの、東京に戻れるというだけで二つ返事で入塾。

右も左も知らぬまま東京の研修塾へ。この1年間は、週3日の座学と、週3日の薬局研修という中医学漬けの日々。塾で学び、薬局で学び、一緒に学ぶ仲間と昼も夜も中医学の話をした1年間。ここでの中医学や仲間たち、たくさんの恩師たちとの出会いが現在のスタート地点に。

東京での経験

研修塾卒業後、イスクラ産業が運営している同仁堂薬局に入社。池袋の西武百貨店にある漢方専門の薬局で、とにかく来客数が多く、たくさんの経験を積むことができました。

地に足がついておらず、途中で1度退職したり、また出戻ったりとだいぶ好き勝手にやらせていただき、トータルで7、8年お世話になりました。その間には、イスクラ薬局直営店でも日本橋店、新宿店、六本木店の3店で短期間働く機会もあり、いずれの薬局でも本場の中医師のもと、たくさんの経験を積ませていただきました。

実家仙台に

実家の薬局に戻り、さあ中医学の普及を…と気合いを入れたものの、ほぼ処方箋の調剤業務がメインの日々。
中医学一辺倒になりかけていたため、西洋医学に再度触れる良い機会になりました。
店頭では調剤や薬学部の学生の実習指導、在宅業務など、まさに追われるような5年間でした。

また仕事とともに、夜間の鍼灸専門学校に通い鍼灸師の資格も取得。
きっかけは、調剤業務で垣間見る、異常なまでの薬の多さでした。漢方薬とは言えども、そこに更に増やすのも抵抗が…
そこで薬以外の方法を考えると、漢方薬と両輪をなす、鍼灸治療に辿り着きました。
中医学の下地があったため、すんなりと鍼灸にも馴染め、更に鍼灸の学校でも、素敵な仲間や素晴らしい恩師たちとの出会いがあり、視野が広がったように感じます。

鍼灸院開業

仕事に追われ、漢方相談や鍼灸治療の時間がとれず、本来のやりたい事が全くできない状態に…
そこで2019年末をもって、調剤業務を辞め、漢方相談専門薬局に変更。
さらに薬局2階に鍼灸院を開業し、改めて中医学一本に。
体の中と外、必要に応じて両側面からアプローチができる場を目指して開業しました。

たびたびの脱線

ざっと書くと、真摯に勉強してきたように見えますが、中身はだいぶ異なります。
いつまで経っても、フラフラと自分探しのようなことがたびたび。

脱線①:薬剤師免許取得後、英語を学ぶために海外にホームステイ。お金がなかったため、当時語学留学が始まったばかりのフィジーへ。日本で生活するよりも安い金額で授業とホームステイが出来たものの、英語は第2言語のため、喋れるようになることもなく簡単なフィジー語を憶えて帰国。

脱線②:一度同仁堂薬局を退社後、時間と若さと司馬遼太郎の「空海の風景」に影響され、四国八十八箇所の1,450Kmを歩いてまわる。途中でお腹を壊し激やせ。

脱線③:クリスチャンのお遍路ことサンチャゴの巡礼に。これまたパウロ・コエーリョの「星の巡礼」に感化され、フランスとスペインの国境付近から大西洋まで約900kmを歩く。毎日のワイン生活ですっかりラテン化。

脱線多々:インドでガンジス川に入り5kg痩せたり、バリで現地の危ない人に絡まれたり、カンボジアでお腹を壊したり、出稼ぎに釧路で働いたり、韓国のカジノで負けたり、イタリアでスリにあったり、中国の病院で研修したり(脱線じゃなかった…)、ここでは書けないような体験もしばしば。旅行に行けない現在は、キャンプにハマってます。

  

漢方薬と鍼灸治療

現在、漢方相談や鍼灸治療をしていると、今までの人生が全て意味のあるものへと繋がっている実感があります。
しっかり勉強した事よりも、フラフラと脱線をした経験が、日々の気づきに繋がっており、相談や治療にも良い影響を与えてくれているように感じます。
今後もクネクネと脱線をしつつ、漢方相談や鍼灸治療で皆様のお役に立てるように精進していきたと思います。
長々と取り留めのない駄文にお付き合い頂きありがとうございます。
お読み下さった皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

 

生出拓郎(おいで たくろう)
薬剤師:東北薬科大学薬学部薬学科卒業(現:東北医科薬科大学)
鍼灸師:赤門柔整鍼灸専門学校卒業
国際中医専門員A級(国際中医師):2008年11月合格

2020年7月4日 土曜日