春の養生

◎季節に合わせた中医学養生法  〜春〜

 

気づけばもう4月。徐々に日の時間も長くなり、春を感じる陽気になってきましたね⁈

中には花粉症が始まると春を感じる方も多いみたいですが…(笑)

そろそろ冬で縮こまっていた体をほぐして、快適に春を過ごしましょう!

 

木の芽時(コノメドキ)!


昔から早春の動物や植物が成長し、虫たちが動き出す頃を木の芽時と呼び、1年で1番メンタル面のバランスを崩しやすい時期だと警戒されてきました。

更に最近は、入学・転職・異動・引越しなどの環境面の変化も大きく、より体調を崩しやすくなっていますので、注意が必要です。

春の症状


イライラ、ぼーっとする、ソワソワする、やる気が出ない、血圧が上がる、めまい…

主にメンタル面や、自律神経失調症のような症状が出やすいです。

 

春の生活スタイル


運動…冬の間に縮こまった体をほぐしましょう。ゆったり散歩をして春の陽気を取り込みましょう。

早起き…春は夜更かしをしても構いませんが、早起きをして活動的に

服装…キツイ服は控え、締め付けない様に。ゆったりした服装で、女性は髪も束ねない

春にお勧めの食事


 ◎「春の皿には苦味を盛れ」

冬眠から覚めたクマは、初めに山菜を食べて、デトックスをするそうです。苦味は春の食養生の基本です。

イライラ頭痛、血圧上昇などにオススメです。

食材:山菜(タケノコ、こごみ、ふきのとう、タラの芽…)、菜の花、セロリなど


ストレスには酸味・柑橘類を!

ストレスを感じたり、息がつまる時は柑橘系の香りの良いものやセロリなどの香味野菜を摂りましょう。

酢の物、梅干し等の酸味もオススメです。

食材:柑橘類(デコポン、伊予柑、はっさく…)、梅干し、ピクルス、酢の物など


 ◎元気が出ない、不安…

イライラよりも、やる気や元気が出ない方は、程よい甘みのあるものや鉄分が多いものを積極的に摂りましょう。

食材:魚貝類(牡蠣、鰹、あさり…)いちご、キウイ、プルーンなど


✅春にオススメのツボ


足の親指と人差し指の骨の合流する「太衝(たいしょう)」(左の図)と、手首のシワから指4本分肘側にある「間使(かんし)」(右の図)は、どちらも気の巡りを良くするツボで、春にピッタリです。やや強めに5秒押して、5秒休憩。これを5回でお試し下さい。
1日1回リラックスタイムに是非!

✅まとめ


春は何かと忙しく、体調を崩し易い時期です。そこで一番大切なことは、無理をしない!!!

これにつきます。無理をしないことを前提に、上記のような生活習慣や食事、ツボを利用して、上手に春を過ごしましょう。

薬に頼る前に、季節の特徴や養生法を知っておく事で楽しみながら、体調を整えましょう!

2019年3月30日 土曜日